こんにちは,どんかくんです
今回は2020年1月25日26日にかけて行われたRAGE Shadowverse 2020 Springの予選に参加してきたので結果報告をしたいと思います
はじめに
私は来年度以降ついに社会人になるということで今回のRAGEが最後の可能性がありました
そこで,遊戯王時代の知り合いで組んだチームTKGのカエデ,けんじんと調整会を行い,デッキを共有した上でRAGEに臨みました
今回はその調整の様子も含めた報告をしていきたいと思います
使用デッキ
戦績
1回戦 オクレイマンさん
エルフvsコントロールネメシス×
ウィッチvs式神ウィッチ×
2回戦 兜さん
エルフvs式神ウィッチ×
エルフvs妖怪ネクロ○
ウィッチvs妖怪ネクロ○
3回戦 blanc22さん
エルフvs妖怪ネクロ○
ウィッチvs式神ウィッチ×
ウィッチvs妖怪ネクロ○
4回戦 きょん@@@1さん
エルフvs式神ウィッチ○
ウィッチvs式神ウィッチ○
5回戦 けんじさん
ウィッチvs式神ウィッチ○
エルフvs式神ウィッチ○
6回戦 ルイさん
エルフvs妖怪ネクロ×
ウィッチvs自然ドラゴン○
エルフvs自然ドラゴン×
Day1 4-2予選落ちでした
環境読み
予想されるトップシェア
今環境はかなり難しかったです
前回の環境であった1強とは言いづらく,式神ウィッチが少し抜けてはいるが,妖怪ネクロマンサー,コントロールエルフ,自然ドラゴンも十分な強さであり,環境トップである式神ウィッチ抜きの組み合わせの可能性も十分にあると考えました
この4つのデッキ相性を以下の様に考えました
式神ウィッチ | 妖怪ネクロ | コントロールエルフ | 自然ドラゴン | |
---|---|---|---|---|
式神ウィッチ | – | △ | – | ◯ |
妖怪ネクロ | ◯ | – | ☓ | ◯ |
コントロールエルフ | – | ◎ | – | ☓ |
自然ドラゴン | △ | △ | ◎ | – |
◎:有利 ◯:微有利 △:微不利 ☓:不利 -:五分
また,母数は多くないですが,式神ウィッチに回り方次第で有利,プレイングで五分以上戦えるデッキとしてアマツエルフや潜伏ロイヤルを持ち込むプレイヤーもいると予想しました
そこで,今環境のBO3の組み合わせのTierを以下の様に予想しました
デッキA | デッキB | |
---|---|---|
Tier1 | 式神ウィッチ | 妖怪ネクロ |
式神ウィッチ | コントロールエルフ | |
Tier2 | 式神ウィッチ | 自然ドラゴン |
妖怪ネクロ | 自然ドラゴン | |
妖怪ネクロ | コントロールエルフ | |
Tier3 | 自然ドラゴン | コントロールエルフ |
潜伏ロイヤル | 上記4種類のどれか | |
アマツエルフ | 上記4種類のどれか |
デッキ候補
ここまで考えがまとまったところでデッキの選択肢として
- 式神ウィッチ&コントロールエルフ
- 式神ウィッチ&自然ドラゴン
の2つに絞りました
候補に挙げた3つのデッキの選択理由は以下のとおりです
式神ウィッチ
そのカードパワーの高さやどのデッキに対しても回り方次第で勝てる
不利なデッキがない
持っていかない理由がない
コントロールエルフ
妖怪ネクロマンサーに有利である
大幅不利である自然ドラゴンや自然ウィッチ以外には五分以上の勝率が期待できる
リノセウスの完成速度と相手の回り方次第では自然ドラゴンや自然ウィッチにも勝利できる
自然ドラゴン
流行するであろうコントロールエルフに有利である
式神ウィッチや妖怪ネクロマンサーに対しても回り方次第で十分ライフを削り切ることができる
妖怪ネクロマンサーを選択肢にいれなかった理由としては,これまでの感触からまだまだ奥が深く,調整の時間が不足していることや流行しているコントロールエルフへの不利をひっくり返すことが難しいと考えました
以上の点を踏まえ,式神ウィッチ&自然ドラゴンの選択を前々日まで最有力としていました
しかし,けんじん,カエデとの調整会でけんじんのコントロールエルフの安定感に驚かされたことで僕の考えは一転します
上記のデッキレシピをもう一度確認したいと思います
気づいた方もいるかも知れませんがこのコントロールエルフではカーバンクルを採用していません
コントロールエルフを使用するにあたって懸念点はやはり自然ドラゴンと自然ウィッチでした
自然ウィッチは回復自体ができなくなってしまうためどのようにしても不利から変わりませんが,自然ドラゴン相手であれば回復による遅延からリノ完成による勝利ができると考えました
そこで,リノセウス型に特化するにあたって特に必要がないと感じたカーバンクルを抜き,不殺の円陣を2枚採用することによって自然ドラゴンだけでなく,ミラー戦も重視した構築としました
リノセウスの完成速度が上がったことにより,式神ウィッチ戦も従来の構築よりも有利になりました
実際5回戦では6ターン目にリノセウスが完成しOTKを決めることで式神ウィッチを倒しました
従来の構築から落ちた点としては妖怪ネクロマンサーへの有利を若干落とすことになりましたが,調整中の対戦では特に気にならない範囲でした
このコントロールエルフを調整中に使われたことによって僕のコントロールエルフへの見方が変わり,このデッキを選択することとしました
反省点
今回の80枚構築に対して悔いはありません
実際,ES地方大会仙台会場ではけんじんがこのデッキを使用し,プレーオフ進出を果たしましたのでデッキ自体はとても強かったと思います
反省点としては調整方法を挙げたいと思います
今回の調整会はRAGEの前々日から2日間となりました
2日間ではデッキ選択とリストの精査,環境デッキに対するプレイングの確認で時間がなくなってしまったと感じました
トップシェアから外れているデッキであれば,式神ウィッチのデッキパワーの高さやコントロールエルフの対応力によって勝利することができると考えていましたが1回戦ではネメシスと当たり,調整不足から負けてしまいました
また,最終戦でもウィッチがいない組み合わせはほぼないという予想の元,BO3単位では調整したことのなかった組み合わせであったことから調整不足があったように感じました
今回のような時間のあるRAGEであれば,1週間前までにリストを固め,当たる可能性のあるデッキ全てとの調整を終えた上で臨む必要があったと反省しています
また,当日の6回戦前の過ごし方にも問題があったと思います
6回戦集合と呼びかけられて,周囲を見ると対戦している人もいないことから席で座って集中力を高めていたのですが,なかなかマッチングが発表されずなぜだろうと思ったらまだフィーチャー卓が終わっていませんでした
集中し始めるタイミングが早かったことで,6回戦中に集中力が切れてしまったと思っています
初めて6回戦まで残ったことで,1日を通した過ごし方にも問題があったと思いました
まとめ
ということで,RAGE Shadowverse 2020 Springの報告でした
eスポーツとしてShadowverseに取り組んだ前回のRAGEからの3ヶ月間はとても楽しかったです
また,挑戦する機会があったら本気で取り組みたいと思います
一緒に調整してくれたけんじん,カエデありがとう
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