ONE PIECEカードゲームフラッグシップバトルで優勝しました

ONE PIECE CARD GAME
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こんにちは、どんかくんです

新環境前にフラッグシップで優勝したルッチを供養したいなと思います

まだまだルッチを使う可能性があったため伏せていたものになります

環境初期に書いたため、今とはリストや立ち回りが違う部分が多々あると思いますので環境初期はそんなんだったなぁと思って見ていただけたらと思います(一部加筆もしています)

また、最後に環境ラストに使用した海軍寄せルッチを載せておきます

有利対面がなくなってしまって本当に寂しいですね…

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フラッグシップバトル戦績

では早速フラッグシップバトルの戦績からです

使用デッキ:黒ルッチ
1回戦vs黒ルッチジャンケン×後〇
2回戦vs赤ニューゲートジャンケン〇後〇
3回戦vs紫黒ゼットジャンケン〇後〇
4回戦vs赤ニューゲートジャンケン〇後〇

運もよくすべての試合で後攻を取れたので、有利に試合を進めることができました

黒ルッチの選択理由

環境読み

今回のフラッグシップバトルは新弾から1週間後かつチャンピオンシップ本戦の前日ということもあり、かなり情報の少ない状態のフラッグシップバトルとなりました

少ない期間の中で、カードが公開された2月10日から調整を始め、フラッグシップ前の段階で暫定Tierを以下のように考えました

Tier1
赤ニューゲート

Tier2
赤エース
赤ゾロ
黒ルッチ
黄カタクリ
黄リンリン

Tier3
緑錦えもん
青ナミ
黒黄リンリン
紫黒ゼット

実際のTierとしてはチャンピオンシップでの躍進があったようにナミがもっと強かったり、Tier1を赤ニューゲートのみではなく、赤エースや黒ルッチ、黄色系のデッキも十分な強さがあると現在は考えています(それでもニューゲートがTierGodでしたが…)

ここまで考えが整理できたところで、選択肢が2つとなりました

それは赤ニューゲートを選択するか、それ以外を選択するかです

当日は発売1週間後ということもあり、2弾からのリーダーである赤ニューゲートが多いという予想をし赤ニューゲートと相性の良いデッキを探す方向にシフトした結果黒ルッチにたどりつきました

黒リッチの強み

リーダーの強み

2弾までの環境の中で最強格のリーダーカードの効果はなんだと思いますか

さまざまな意見があると私はキッドだと思っています

出典:ONE PIECEカードゲーム公式サイト CARDLIST

リーダーが2回攻撃できるという効果が強いのは2弾までで十分立証されているわけです

もちろん相手をKOしなくてはいけないという条件はありますが、ブロッカーの貫通や他のカードの効果や攻撃でのKOでも反応する分詰め能力としては申し分ありません

出典:ONE PIECEカードゲーム公式サイト CARDLIST

カードパワーの高さ

2弾までで登場してるSRの海軍3枚は環境的に合っていなかったものの、すべてのカードパワーが高いです

出典:ONE PIECEカードゲーム公式サイト CARDLIST

出典:ONE PIECEカードゲーム公式サイト CARDLIST

出典:ONE PIECEカードゲーム公式サイト CARDLIST

そこへリーダー効果の強いカード、効果でKOされないブロッカー、カクでの手札を消費しないかつ6000パワーの3コスト以下除去、イッショウによる手札破壊(ハンデス)+1ドンでの-3コストの登場によりカード1枚1枚のパワーが上がりました

出典:ONE PIECEカードゲーム公式サイト CARDLIST

出典:ONE PIECEカードゲーム公式サイト CARDLIST

出典:ONE PIECEカードゲーム公式サイト CARDLIST

他の色と比べて見ることのできるカードが少ないですが、ブランニューやスパンダムの追加もあり、ムラが比較的少なくゲームを展開することができます

出典:ONE PIECEカードゲーム公式サイト CARDLIST

出典:ONE PIECEカードゲーム公式サイト CARDLIST

エアドア抜きの理由

今回使用したリストはエアドア抜きの構築になります

出典:ONE PIECEカードゲーム公式サイト CARDLIST

ここではエアドアの不採用理由について話をします

さて、エアドアを採用していない理由ですが、「エアドアはほしいときに欲しいカードを出せるカードではないから」この一言につきます

調整段階でエアドアの強さを2点感じました

1つ目はキャラを出す行為とトラッシュを増やす行為を同時に行うことができること

CP9のカードの中でカクとブルーノの2枚はトラッシュに他のCP9がなくては有効に効果を使用することができない2枚です

この2枚の効果の条件を満たしつつ、キャラを出すことがエアドアならできます

2つ目はコストの踏み倒しができることです

5コストのカードを最速で出すことができるのは先攻後攻問わず3ターン目が最速です

しかしエアドアを使用することで後攻2ターン目に出すことが可能になります

また最速だけではなく1ドンを節約できるというだけで戦略の幅を広げることができます

ここまででエアドアの強いところを話してきましたが、次に弱い点が2点あります

1つ目が何がめくれるかわからないという点です

すごく当たり前のことですが、めくれるカード5枚はランダムです

調整段階で1枚もないスルーを2回経験した際に、弱いと感じました

また、カクがほしいけどカクがめくれない、スパンダムしかめくれない等かなり運によってしまいます

黒ルッチの強みで上げたカードパワーの高さによってムラがなくという部分をエアドアでマイナスにしてしまうことにつながります

2つ目が構築の幅が狭まることです

エアドアのムラを解消するには構築の段階からCP9に寄せる必要があります

しかし、当然ですがCP9に寄せる分海軍が抜けることになるのでカードパワーの高いカードが抜けることにつながります

ここでも黒ルッチの強みであげたムラのなさがなくなってしまうことにつながります

最後に、これはエアドアの弱さではありませんが、黒ルッチのカードの中でコスト4が激戦区であることもあげられます

ボルサリーノやクザンのパワーが高く、それよりもエアドアを採用しないと勝てない対面が少ないといえます

つまりエアドアは安定感の低下につながるかつなくても勝てるため必要がないという結論にいたりました

デッキリスト解説

全体的なデッキ構築の方針としては、海軍を中心に盤面の除去をしながらこっちの盤面を押し付ける

CP9はカクの効果が使用できるように枚数を確保するという方針で組んでいます

コスト順にカードごとの解説をしていきたいと思います

OP02-106つる

出典:ONE PIECEカードゲーム公式サイト CARDLIST

基本は2000カウンターとして使用しながらコスト-2の効果をカク、サカズキと合わせて使用します

また、黒ルッチではサカズキが6コスト、カクが5コストとコストが高めなので、基本的にはドンのくっつきがいいつるをたしぎよりも優先して残します

OP03-086スパンダム

出典:ONE PIECEカードゲーム公式サイト CARDLIST

海軍中心の黒ルッチではヒット率が低めなので、優先してキープする必要はありません

先攻1ターン目や後攻2ターン目のブランニューがないときに出すのが基本になります

後半は場に出してもヒットしないことのほうが多いので、基本的には1000カウンターとして運用します

OP03-089ブランニュー

出典:ONE PIECEカードゲーム公式サイト CARDLIST

このデッキではスパンダムよりも優先順を高くキープします

ブランニュー+4コストor6コストの動きが確約できそうな手札であればキープしていいです

理想は海軍1枚とCP92枚をめくることができるとトラッシュを増やすことができるので最高です

ブランニューと違いヒット率も比較的高く、2000カウンターや衝撃波を手札に加える可能性もあるので、後半のドンあまりでも場に出すことがあります

また、3000というパワーも強く使用できる場面があります

OP03-088フクロウ

出典:ONE PIECEカードゲーム公式サイト CARDLIST

あまり多く解説することもないかと思いますが、書いてあることがともかく強いです

エース対面では炎帝ダブルアタックを防ぐ大切なカードになります

また、ボルサリーノと違い、自分のターン中もKOされないので、2ドンつけて最後の詰めにアタッカーとして運用できることも忘れないようにしましょう

ST06-006たしぎ

出典:ONE PIECEカードゲーム公式サイト CARDLIST

基本的な使い方としてはつると変わりませんが、つるでもいったようにドンのくっつきが良くない部分があるので、つるを優先してください

また、赤ゾロ(カウンター型ではなく)のような横並べしてくるデッキや先攻3ターン目にカクの効果と合わせて使用する際には先攻2ターン目に置くこともあります

OP02-096クザン

出典:ONE PIECEカードゲーム公式サイト CARDLIST

このデッキの後攻2ターン目、先攻3ターン目で一番出したいカードです

基本的にこのカードが有ればマリガンはキープします

手札が減らないかつ攻撃時のコスト-4効果が強力になります

赤ニューゲート対面で詳しく書きますが、キャラのニューゲートを取るための手段としてもとても大切な1枚になります

火拳等の除去への耐性がありませんが4コスト5000に対して強い盤面を作りながら除去をできるカードは少ないので、相手のターンを1ターン消費できるだけで十分な仕事になります

OP02-114ボルサリーノ

出典:ONE PIECEカードゲーム公式サイト CARDLIST

相手ターン中に除去の聞かないブロッカーとしての運用かつ最後の詰めではアタッカーとしても使用します

エース対面等のトリガーが多い対面ではトリガーで除去されることも多いので、ドンをつけてケアするか、フクロウを優先して出してください

OP03-081カリファ

出典:ONE PIECEカードゲーム公式サイト CARDLIST

基本的にはCP9の2000カウンターとして使用します

場に出すのはブルーノの効果でしか出したことはないです

相手ターン中に場に出たときはカウンターやトリガーの衝撃波で除去できる範囲が広がることを忘れないように相手のコストを下げてください

OP03-082クマドリ

出典:ONE PIECEカードゲーム公式サイト CARDLIST

ブルーノのKO時効果を強く使うためかつCP9の枚数を増やすために採用している1枚です

また、エアドアを抜いている分4コストの動きがクザンとボルサリーノだけなので第3の選択肢として採用しています

フラッグシップでも3戦目のZ対面で他の2種類を引かず後攻2ターン目に場に出してそのままパワーを生かして押し勝ちました

とはいえ、このデッキリストではブルーノの枚数自体を減らしているので枚数を減らしてカリファに変えてもいいかなと思っています

ミラーのときに盤面持ちの良さが大切になるので、環境とブルーノの枚数に応じて採用枚数を変更していく必要があります

OP03-080カク

出典:ONE PIECEカードゲーム公式サイト CARDLIST

CP9のカードの中で一番カードパワーが高いカードだと思っています

クザンと合わせることでコスト7まで、るつやたしぎと合わせることでコスト5までKO範囲を広げることができます

エアドア不採用のため、ブランニューやスパンダムと相手の攻撃に対するカウンターでトラッシュのCP9の枚数を調整します

もちろんアタッカーにもなるので盤面づくりのためにも出していきたいカードです

OP03-090ブルーノ

出典:ONE PIECEカードゲーム公式サイト CARDLIST

場持ちのいいブロッカー兼アタッカーとして運用します

除去ができないので、基本的にはサカズキやカクが優先されますが、盤面を並べて勝負する必要があるミラーなどの黒対面では積極的に並べながら攻撃します

ST06-004スモーカー

出典:ONE PIECEカードゲーム公式サイト CARDLIST

ミラー用として採用したカードです

ミラーではアクティブ状態のカードは効果でのKOしかすることができないかつ、ドンをつけなくても相手にカウンター3000要求、条件を満たせばダブルアタックによってライフレースを優位にすることができるカードです

ただしカウンターがついていないので採用枚数は1枚にとどめています

OP02-099サカズキ

出典:ONE PIECEカードゲーム公式サイト CARDLIST

言う必要はないかと思いますが除去性能の高い必須カードです

カウンターの無いカードが増えすぎたり、1試合を通して1-2回しか出さないため2枚に採用を抑えました

OP03-078イッショウ

出典:ONE PIECEカードゲーム公式サイト CARDLIST

今期黒のパワーを押し上げたカードの1枚です

手札差が着きやすい黒において、このカードによって相手に2枚手札を捨てるか5以下をキープするかの2択を押し付けることでアドバンテージ差が2弾の時と比較して生まれづらくなりました

OP03-096嵐脚 周断

出典:ONE PIECEカードゲーム公式サイト CARDLIST

採用理由は3つです

1つ目はトリガーで手札を増やせるカードが欲しかったため

やはり手札を増やす方法が乏しい黒ではトリガーとはいえドローできるカードはかなり貴重です

2つ目は詰めの際にブロッカーを除去すること

詰めの段階では基本的にイッショウやクザンが場にいるため最高で7コストまでのキャラをKOすることができます

当時はこう思っていましたがこの役割は今はコビーでもいいかなと思います、てか今はコビーです

3つ目は苦し紛れのモビーKOです

モビーなければ守れる、2ドン減れば守れるってことがたまにあったので、本当にたまに使います…本当にたまに

ST06-014衝撃波

出典:ONE PIECEカードゲーム公式サイト CARDLIST

環境初期だったため赤ゾロなどの小型を並べるデッキがいるか不明だったので入れていきました

4000カウンターとして役に立ってくれたなというイメージです

また、ミラーにおいてトリガーでボルサリーノをKOしてくれるのが強力でした

今ならラクヨウをKOしてくれますが必要性は低めかと思います

赤ニューゲート対面の基本的な動き

ニューゲート対面では先攻と後攻でプランを変えてプレイしていきます

それぞれのプランを話す前に、負け筋について先に話します

大きくわけて2つあります

1つ目は前半のモビーがない間にライフを守れずに負けるパターン

これは正直どうしようも無いかなと思いますが、可能であれば2000をキープすることを意識してください

2000をキープしすぎると序盤の動きが無くなるので注意です

2つ目は相手がライフ1の状態でニューゲートを出してくれるパターン

このパターンのケアについては先攻と後攻で違うので詳しくはこの後書きますが、このデッキではそもそもニューゲートをクザン+サカズキかクザン+たしぎorつる+カクで除去できるということも意識しておくことが大切になります

ニューゲートの着地する前のターンはクザンは攻撃せずにアクティブのままにしておきましょう

この2つのケアをしながらの動きが大切になります

先攻

先攻ではこのデッキのコストの関係上全てにおいて動きが1ターン遅くなり、1ドンずつあまります

従って毎ターンリーダーが相手を攻撃できる状態を毎ターン作ることができます

手札の動きと相談しながら毎ターン6000か8000でリーダーを攻撃することを意識してください

これにより、相手がキャラのニューゲートを出す頃にはライフが0になり負け筋を1つ減らすことができます

その他はいつものルッチの動きをしっかりできれば基本的に勝てます(少なくとも環境初期では)

また、先攻3ターン目では相手の場によってはカクの到着を狙うパターンもあります

カウンターでCP9がトラッシュに2枚溜まるように気をつけましょう

後攻

後攻では基本的にドンを使い切れるためリーダーに攻撃しません

もう一度いいます攻撃しません

これにより、相手の最速ニューゲートのターンに相手はモビーを起動できません

そして、せっかく出したニューゲードクザン+サカズキで除去

盤面もその時には出ているであろうイッショウを使って除去できます

後は相手のライフが自然と減るので相手の盤面からのリーサルがないように立ち回りながら手札を消費させて勝ちです

下手に攻撃すると1ライフのキャラニューゲートにより負けるので我慢することが大切になります

もちろん、ドンのあまりによっては攻撃せざるを得ないこともありますが、その先にはキャラニューゲートが着地した時のケアを考えるようにしましょう

最後に

環境で役に立つことの無いこの記事を最後まで読んでいただきありがとうごさいました

バボカ以来の文章化にとても楽しかった反面、文章のみで伝わっているか不安ではありますが少しでも役にたったら嬉しいです

最後に環境の最後に使っていた海軍寄せルッチのリストを載せておきます

ルッチの枚数に構築の柔軟さが失われていると感じて作ったものになります

詳しい立ち回り等の基本は他のルッチ変わらないと思います

CP9よりも除去に長けているので盤面除去とリーダーへの圧をかけやすくなっていると思います

4月からはチャンピオンシップ予選もついに始まります

皆さん頑張っていきましょう!!

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